懸念砲は、遺憾砲より威力が落ちるのでは…?

2024年9月1日日曜日

ニュース・時事


領海侵犯で懸念砲か…

一般的な認識では、日本政府の言語砲のレベルは、

1)断固非難・強く非難
2)非難
3)極めて遺憾
4)遺憾・誠に遺憾 ←俗に言う「遺憾砲」はコレ
5)深く憂慮
6)憂慮
7)強く懸念
8)懸念

こんな感じで、これに、

「厳重に」「強く」

等のワードを状況によって加え、

「関係機関に抗議した」「〇〇側に対し伝達した」

等のワードで締めて発射~
というパターンがお決まりですよね。

これに倣った構文としては、
「極めて遺憾であり、〇〇側の大使を召喚し厳重に抗議した~」
とか、
「深く憂慮しており、関係国を通じ〇〇側に伝達した~」
とかね。

で、今回は、

「強い懸念を伝え抗議しました。」

ですか…

機関砲やミサイル等の攻撃兵装を搭載していない測量艦とは言え、海軍所属の艦船が領海侵犯して、強く(強い)懸念…
軍所属の航空機による領空侵犯の直後の領海侵犯に対して、強く(強い)懸念…
右とか左とか関係無く、一国民の国民感情としては色々と不安になります…

中国政府に対して、では無くまずは日本政府に対して、「遺憾の意を表明」したいところですよね(笑
それこそ「遺憾砲」ではまだ威力不足かな?
極めて遺憾砲か、非難砲発射~ くらいが適切な局面かも知れない。

とは言えまあこれって、この手の報道の報道趣旨、思惑にまんまと乗せられてしまっているだけなのでしょうが…

それにしても昨今、天災系(地震・台風etc)に戦争にと、あれやこれやと色々と煽り過ぎですわ。
そういう世相だ、と言えばそれはそうなのかも知れないけど、全方位から絶え間無く不安を煽ってくるからなぁ。
ゲーリング手法そのまんまやん…

そうやって間髪入れずに各種不安要因を大々的に流布し疲弊させて、徐々にまともな判断能力を削っていく訳ですね。
怖いなぁ。

#遺憾砲

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